ジャーマン ビンテージ 独 Telefunken Hi-Fi Klangbox L205-高いプレゼンスと優れたデザインで聴き手を魅了するアナログサウンドの傑作- ベスト

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商品情報

【製品について】 ジャーマン・ビンテージの逸品、Telefunken Hi-Fi Klangbox L205。1960年代末~’70年代初めの製品。当方でメンテナンス済み。Pairでの出品になります。(シリアル№も極々隣接していますので、当初よりペア取りされていたものと思われます。) 充実した中域を核とした、アナログ・サウンドのスピーカー・システムとして高く評価されているTelefunkenのHi-Fi Klangbox シリーズ。このシリーズの集大成の1つとして製作されたスピーカー・システムです。ユニットの構成は、WB60や61、さらにはL61と同じ、17cmのフルレンジ・タイプのラウンド・ウーファーに13cmx7.5cmのオーバル・ツイーターの2way。異なっているのは、壁掛けを意識して奥行きを薄く設計・製作されたフォルム(Musikanlage 205に合わせてデザインされたようです。)とネットワークになります。特に、ネットワークはかなり凝った作りで、回路図に起こしてみると、かなり技術的な追い込みがなされています。具体的には、ハイカット、ローカットともに基本的に-12dB/Oct.を採用していますが、高域側がLCRを使ってイコライズされています。(画像8参照)さすがに、この時代になるとTelefunkenも周波数特性という点を無視できなかったようで、耳で聴きながらも、機器も積極的に併用していたようです。ただ、低域側はシンプルな-12dB/Oct.のハイカットとして、回路にシリーズに入れるものはこれまで同様コイルのみという方法をとり、低域の音質の低下を避けています。(ここらあたりは、やはりTelefunkenといったところでしょうか。) 数字的な特性は、Radiomuseumによると、周波数特性が、WB61と同じ45~18,000Hz。最大許容入力が30Wと時代が新しい分、少し大きくなっています。 音質的には、やはりWB60の系列らしく、よく唱う、素晴らしいアナログ・サウンドです。基本的に、ドイツ・オーケストラの音楽に共通した、柔らかでありながら量感のある低域(ロクハンでこのサイズのスピーカーとしては、低域は実によく伸びています。)の上に、切れ込みの鋭い中・高域が乗った音作りになっています。生き生きとした、バランスの取れた音は、さすがTelefunken 。Hi-Fi Klangboxの名称は伊達ではないようです。また、WB60と比較するなら、プレゼンスの違いが感じられるように思います。演奏の空気感、臨場感がこれまで以上によく伝わってきます。製作の意図が、WB60に感じられた、ややモニター的な傾向から脱しようとしているのではと思われます。 なお、能率も比較的高いので、小出力でも音質の良いアンプを使っていただければと思います。(当方では、45シングルよりLebenの6V6 PPアンプの方がよい結果が得られました。ビンテージとはいえ、やはり、密閉型のエア・サスペンション・タイプでは、ある程度のダンピング・ファクターの大きさが求められるようです。したがいまして、トランジスタ・アンプでも、極端にダンピング・ファクターの大きいものでなければ、比較的よい結果が得られると思います。) およその大きさは、横幅41cm、高さ29cm、奥行き11cmになります。 【商品の状態について】 〇 キャビネットは、前オーナーさんが丁寧に扱われていたようで、半世紀前のシステムとしては、状態はとても良好で、良品といえる範囲だと思います。 〇 前面のエンブレム、背面のデカールともに、2台とも揃っています。 〇 スピーカー・ケーブルは直出し。おそらく、先端に付いていたであろうDIN2Pのプラグは取り外されていましたので、そのままアンプに繋いでください。極性は表示してあります。(なお、片方のケーブルは長さ4m強と十分な長さがありますが、もう片方が3m弱と微妙な長さです。それぞれの先端にケーブル・コネクターを付けておきますので、長さが不足する場合は、ここにお手持ちのケーブルを繋いでください。) 〇 デザイン的な美しさを生かすため、壁掛けでの使用も視野に入れてケーブルは直出しのままにしておきました。ただ、大きさの割にずっしりと重い、重量のあるシステムです。壁掛けで使用する際は、確実な固定をお願いします。 △ 背面の角近くにバック・ボードの小さな剥がれが見られましたが、木工ボンドで表面を固めてありますので、これ以上広がることはないと思います。 〇 ウーファー側については、ユニットの取り外しはせずに、カバーのみ外して裏側から観察しましたが、エッジも含め、コーン紙等に異常はありません。ツイーター側は、音圧カバーで保護されていますので、問題はないと思います。もちろん、いずれも聴覚的に異常は感じられませんでした。 ○ DCRも揃っており(公称インピーダンス4Ω)、音圧差も通常の使用で問題のない範囲に収まっています。 〇 ネットワークのコンデンサは、やはり当時を反映して電解コンが使われていました。無論、使い物にはならないため、オーディオ用のフィルム・コンデンサに交換してあります。使用したコンデンサは、いずれも一流のメーカー品ですので、この先のお手入れは不要だと思います。(特に音質に直接影響するツイーター関係については、当時のドイツWIMA製のNOS品を使用していますので、音質的にも申し分ないと思います。) ※ビンテージのスピーカー・システムについてはコンデンサは必ず交換してください。特に電解コンは時間的な経過に伴う消耗品です。オリジナルを大切にするという意図から、コンデンサをそのまま使用していらっしゃる方を時折見受けますが、聴こえてくる音はオリジナルとは似ても似つかない、劣悪な音になっていると思います。その音で良し悪しを判断されては、スピーカー・システムが可哀そうです。 【その他】 発送はヤマト宅急便、1ヶ口になります。送料着払いでお願いします。ジャンク品としての出品ではありませんので、輸送中の何らかのトラブルで、製品としての機能に問題があったり、状態が説明と著しく異なったりした場合、2週間以内に、その旨ご連絡いただければ、返品は受け付けます。 なお、同時に、趣味の音響製品を何点か出品しておりますので、よろしかったら、そちらもご覧ください。

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